2014年 07月 01日 ( 1 )

『私の男』

『私の男』桜庭一樹作を電子書籍で読んだのは、こちらに来てから。
ほんの数ヶ月前だと思う。直木賞受賞作品だし、少しは読書のジャンルを
変えないと、あまりに偏り過ぎた読書もなぁ~と思って・・。
桜庭一樹さんを名前からして、男性だと思っていたけれども
読み進むにつれて、この作品を男性が書いたのか~と不思議に思っていたら
なんとなんと、やはり女性でした。そして、読後感は、「エグイなぁ~」。

先月末のモスクワ国際映画祭で、この映画が見事
グランプリ(最優秀作品賞)と主演の浅野忠信さんが、最優秀男優賞を受賞。
このニュースを観て、久しぶりに、この本の事を思い出した。

この本は、「好き」と「嫌い」にはっきり分かれる作品だと思う。
私は、読んでいる途中で、ミステリーっぽく、ちょっとホラーっぽくも感じたほど。
直木賞選者の方々には、将来性を感じる作品、未熟なところもあるが・・
文体や、構成が・・・、結局受賞したので、素晴らしいという事なんでしょうが・・。
宣伝文句にあるような「禁断の愛」という事に気づかされずに
物語が進行していったので、驚きもひとしお・・。
作品構成がすばらしいと思います。
小さな事件と共に時が流れていくので、
そのあたりがどういう風に映像になっているのか?
どんな映画に仕上がっているのか?ぜひ観てみたいものです。

主演の浅野忠信さんは、以前から注目の俳優さん。
純潔の日本人でないせいか?どこかが違う雰囲気があります。
差別的な意味あいではなく、何か独特の魅力があって・・・。
「しゃべくり007」というバラエティ、トーク番組では
極めて腰の低いどちらかというと、俳優さんっぽくなかったですが・・。

二階堂ふみさんも「しゃべくり007」で、観ました。
私は初めてでしたが、彼女はまだ19歳の慶応の学生さん。
すでにヴェネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞し
日本でもアカデミー賞新人俳優賞等々を受賞している才媛。
彼女もかなり個性的で、誰にも媚びず、好きなものは好きというタイプの女性。

浅野さんの存在感と二階堂さんの演技力、そして熊切監督の手腕が
べたほめです・・・。いったいどんな映画に仕上がっているのか?
非常に楽しみな映画。観たいな~。
by josek | 2014-07-01 17:29 | ブレイク | Trackback | Comments(0)